先日バンコクの旧市街の辺りを散策していたら急にポツポツと雨が降って来ました。
やばい。どっかで雨宿りせねば。
という訳で急遽ワットポーの近くにあるターティエン市場に避難しました。
去年ドゥシット動物園から帰ろうとした時にスコールにあってスマホを水没させてからは常に折りたたみ傘を持ち歩いていたので水浸しにならずには済みました。
折りたたみ傘は絶対に持っていった方が良いです。日傘としても使えますしね。
ターティエン市場に避難したのは良いのですが、雨が一向に止まなかったのでちょっとだけ雨足が弱くなった隙に別の場所に移動することにしました。
その時にたまたま工事中のMRT駅が目に入りました。
明らかにまだ工事している途中ですが、なんとなく入っていいような気がしますよね。
なんか面白そうだな。ワクワクワクワク。
というわけで入ってみることにしました。
駅の構内
まずはエスカレーターを降ります。当然動かないのでちょっと変な感覚です。
床には設計図らしいものが散乱しています。しかし人の気配はありません。
換気もされていないようでちょっと息苦しいです。
湿気と気温も地上と対して変わりません。
王宮風の内装
さらに下に降りて改札口まで来ると目の前の光景に思わず声を漏らしました。
すっげ。
なんかすごいことになってます。
ここは本当に地下鉄の駅の中なのかと本気で疑ってしまいます。
何かの宗教施設っぽいです。
天井から柱に到るまでが王宮のような寺院のようなデザインに仕上がっています。
ここだけみるとどう考えても地下鉄の駅の中とは思えません。寺院です。
シャンデリア。
ここなんか完全に本堂に入る扉です。もしかしたらここから本当に寺院に繋がっているのかも(繋がってません)。
券売機もありました。OSはウィンドウズなんですね。
新品の金属探知機。一体いつまでこれを使うつもりなのか。
さらに下に降りてプラットフォームまで行きました。
今にも電車が到着しそうな雰囲気です。
シャーロックホームズとかアクション映画とかに出て来そうな通路も。
Sanam Chai駅
地下鉄の構内にタイの伝統建築が組み込まれているこの駅はMRT「Sanam Chai駅」です。
この駅がオープンすればバンコク中心地から旧市街・チャイナタウン周辺へのアクセスが格段に楽になります。
しかし調べてみると3年くらい前からこの状態で、一向に工事が進んでないんだとか。
こんなに内装は頑張ったのにオープンするのが遅れてしまうのは勿体無いですね。
オープンしたらちょっとした観光名所になること間違いなしです。
まとめ
今回は地下鉄の構内にタイの伝統建築が組み込まれたSanam Chai駅を紹介しました。
まだ工事中ですので、多分本当は入ることができません。
私が行った時はたまたまバリケードが無かっただけで、普段は立ち入り禁止エリアなのかもしれません。
しかし、かなり興味深い場所なので、近くに寄ったら入れそうかチェックしてみるのもいいと思います。
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