チャトチャックと言えばチャトチャックウィークエンドマーケット。
敷地面積11万3000㎡(ディズニーランド2つ)の中に1万5千を超えるお店や屋台が並ぶ、東南アジア最大とも言える超巨大屋外マーケットです。
週末にしかやっていませんが、バンコクに来たら絶対に来て欲しい観光スポットの1つです。
先日(8月31日)、そんなチャトチャックマーケットのすぐ横に大型ショッピングモール「MIXT CHATCHAK(ミクス チャトチャック)」がオープンしました。
まだオープンしたてほやほやの最初の週に行って来たので、各フロアの見所や、売っているお土産、値段は高いか、フードコートはどんな感じなのか、MIXTヘの行き方などについて簡単にまとめてみました。
これからチャトチャックに行く予定がある方はぜひ参考にしてみてください。
MIXT CHATCHAKとは
MIXT CHATCHAK(ミスト チャトチャック)は2019年8月31日にオープンした大型ショッピングモール。
行き方は後ほど簡単に解説しますがチャトチャックマーケットのすぐ横なのでわかりやすいです。
元々は廃墟だった
実はMIXT CHATCHAKは元々廃墟だったビル跡をフルリノベーションして出来たショッピングモール。
わずか2年前まではチャトチャックマーケットの背後にひっそりとそびえる不気味な廃墟でした。
私は廃墟や廃村など「廃〜」というものに目がないので当時のことをよく覚えていますが、チャトチャックマーケットの背後には確かに巨大な廃墟があって
あれ何だろう。入りたい。
と思ってました。
写真も撮ったはずなのですが、どっかに行ってしまったので当時の写真を撮った方にお借りしました。
左手に見えるのが廃墟。これが2年後にショッピングモールに様変わりします。
写真を見れば「確かそうだった」と思い出す方も少なからずいるはず。
まあよく2年間でここまで変わりましたね。
当初はタイの高級ホテルブランド「デュシット インターナショナル」がホテルを併設して「巨大複合型施設」にする予定だったそうですが、今は3フロアともお店が入るショッピングモールになっています。
ちなみにその時の完成図はこちら。
若干違います。というか全然違う。
MIXTの読み方は?
MIXTの読み方についてネットでも色々な意見がありますが、単純に考えれば「ミクスト」ですね( NEXTネクストみたいに)。
しかしタイ語を見ると
มิกซ์ จตุจักร
になっているので正確な発音は「ミクス(「ト」はほとんど発音しない)」が正しいようです。
もしタクシーなどで行き先を伝える時に「ミクスト」や「ミックス」だと伝わらないかも知れないので注意が必要ですな。
【1階】雑貨・お土産・屋台など
それではここから各フロアのお店などを紹介していきます。
上の写真の入り口から入るとこんな感じ。
MIXTは横長の建物なのでひたすら向こうまでお店が並んでいます。
オープンしたばかりなので記念写真を撮るブースもありました。
1階は主に観光客向けの服・雑貨・お土産・屋台(食べ物)などが多め。
品揃えに関して言えば外のチャトチャックマーケットと同じ感じ。
値段もチャトチャックマーケットとほとんど変わりなく、良いものが安く手に入ります。
タイパンツが100バーツ〜で買えるのはかなり良心的。
最安だと80バーツくらいで売っているところもありますが、120バーツで売るところもあるので100バーツは安いと思って良いでしょう。
有名な観光地(特に水上マーケットとか)だと平気で200バーツくらいで当たり前のように売ってますからね。
普通はショッピングモール内だと外の屋台より2割増しくらい高いのですが、MIXTは外と同じ値段で買えるのが魅力。
室内だからエアコンも効いているしそれほどゴミゴミしてないし、快適さという面では屋内のMIXTに軍配が上がります。
食べ物や飲み物もめちゃめちゃ安い。
スイカのスムージーが30バーツは完全にローカル価格です(ちょっと小さい気がするけど)。
一階にはファストフード店やカフェ、コンビニなどもあって、ちょっと歩き疲れた時に立ち寄って休憩するのもありです。
買い物をするなら外のチャトチャックマーケットと値段も品揃えもほとんど変わらない1階がおすすめです。
【2階】個人店・小売店が並ぶフロア
2階も観光客向けの服や雑貨などのお店が並んでいますが、価格と質は若干上がります。
ここは買い物というよりもぶらぶら歩きながら気に入ったお店があれば入るくらいの気持ちで大丈夫です。
現地のブランド物が売られていたり
アジアンなカバンが売られていたり
若干値段は高めですが、クオリティーは高そう。
海外のブランド品が売られていたり
ここのカードケースはすごかったです。
後ろのレバーを押さないと絶対にカードが落ちない仕組みになっています。
カードケースは持って入れると意外と役に立ちます。
マッサージ屋さんもありました。
しかもプロモーションでめっちゃ安くなっている。
もしかしたらオープンしたばかりだからなのかもしれませんね。
ネイルサロンなんかもありました。
観光客が結構いましたね。
なぜか仏像や指輪。一体誰がこれをお土産にしたいと思うのでしょうか。
指輪や勾玉?は結構リーズナブルでした。
もしかしたら仏像も安いのかも。
【3階】高級品&遊び心溢れるフードコート
そして3階にはお待ちかねのフードコートが。
と思ったのですが、フードコートは建物の一番端に集中していて、他のエリアは全て高級品や巨大な置物や壺など「誰が買うねん」と突っ込みたくなるようなお店ばかり。
MIXTに来て支柱を買う人がいるんですね。
一体どこの王様何でしょうか。
一般ピーポーはアマゾンで買いましょう。
インテリア用品。旅行者は買いません。
もはや美術館。
旅行者がどうやってこれを持ち帰ればいいのでしょうか。
機内持ち込みは無理だし、LCCだったら絶対にチェックインカウンターで重量超過になりますね。
当日受託手荷物だと一体いくら払うんだろう。
3階は半分くらいがこんな感じで広場になっています。
どうやらまだテナントが入ってないんみたいですね。
調べてみるとMIXTの公式サイトに「テナント募集」みたいなページもありました。
そしてようやくフードコートに到着。
まずはレジでプリペイドカードを購入します。
注意するのはこのカードの有効期限。
場所によっては「購入から90日間有効」だったりしますが、ここは「購入したその日のみ有効」です。
この日のうちにレジで残高を返金してもらわないとカードの中のお金は無くなってしまいます。
なので500バーツとか大金をチャージするのではなく、最初は100バーツくらいで十分です。
たこ焼き。
タイのデザート。もちろんめちゃめちゃ甘いです。
マレーシアのアイスカチャンっぽいですね。
他のフードコートよりも若干値段も低めですね。
パッタイが35バーツということで長い列が出来てました。
今度食べてみたい。
ハラル料理もあります。
マレーシアで食べたナシカンダーを思い出しました(マレーシアに行きたい)。
フードコートはそれほど広くないのですがそこら中にテーブルが並んでいるのでかなりゴミゴミしてます。
面白いテーブル。
こっちにはなぜかブランコが。
みんな微妙に揺れながら食べてます。絶対集中出来ないと思う。
窓からチャトチャックマーケットが見えます。それにしても広い。
シンボルの時計塔も見えました。
子どもが遊べるスペースもありました。
これなら子連れでも安心。
フードコートの奥にはバーカウンターも完備。
フードコートにバーって初めて見ました。
カクテルなども目の前で作ってくれるんだそう。
メニューも豊富だし、価格もリーズナブル。今度絶対来よう。
バーと言えばバイヨークスカイホテルのルーフトップバーがおすすめですね。
注文してみた
私も早速注文してみました。
いくつもの種類の中から好きなものを3つまで選べるワンプレートを注文(確か55バーツ)。
手違いで2つになりました(ショック)。
ラオス風ソムタムも注文。こちらはたったの30バーツ。
味はまあ普通に美味しいです(ソムタムはあんまり美味しくなかったですね)。
まとめ〜週末に行くべし〜
MIXTチャトチャックは毎日オープンしてますが、おすすめは週末です。
というのも週末ならチャトチャックウィークエンドマーケットのついでに寄ることも出来るから。
MIXTは服や雑貨も豊富で価格も安くなかなか良いショッピングモールですが、単体でわざわざお土産や服を買いに来る観光スポットではありません。
ショッピングモールの面白さで言えばターミナル21の方がはるかに上。
あくまでチャトチャックマーケットのおまけとしてついでに立ち寄るのがベターだと思います。
週末は何かしらイベントもやっているので運が良ければ面白い場面に出くわすかもしれません。
MIXTヘの行き方
MIXTチャトチャックはチャトチャックマーケットのすぐ横にあります。
なので行き方としてはチャトチャックと同じで、MRTのチャトチャックパーク駅(もしくはカムペーンヘット駅)、BTSのモーチット駅から徒歩で10分ほど。
チャトチャックマーケットのすぐ真横にあるのですぐにわかります。
チャトチャックマーケットから直接入るにはここが目印です。
チャトチャックマーケットについてまとめた記事はこちら。
チャトチャックマーケットは金曜日の夜だけナイトマーケットになります。
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