2019年タイ北部旅行の2日目。
ダニに全身を咬まれたので途中で何度も覚醒しつつ10時前に起床。
チェンライの秘境のことを教えてくれた日本人の方はもうすでにチェックアウトしていた模様。
Youtube動画はこちら。
朝ごはんにカオマンガイ
ダニに咬まれた箇所をぽりぽりしながら冷蔵庫の水をもらいに下に降りてみるとなんとそこには朝食が。
ホステルなのに朝食があるのは珍しい。
蓋を開けるとそこにはなんとカオマンガイ。
ホステルで朝食が出ることすら珍しいのにまさかのカオマンガイ。
カオマンガイと言えばバンコク市内には名店と呼ばれるお店がいくつかあります。
ここのホステルのカオマンガイもそれなりに美味しい。
スープもあった。こっちは冷めてて微妙な味だった。
まさか朝からこんな豪華な朝食が出るとは。
ダニに耐え忍んだ甲斐があった。
タイ王国空軍博物館
チェンマイ行きのフライトまで少し時間があったので、ドンムアン空港の近くにあるタイ王国空軍博物館を見学することに。
※この時点で飛行機が出発する空港を勘違いしている(後述)。
ホステルの前でバイタクを拾って約25分(100バーツ)。
最初はすぐに着くと思っていたがドンムアン空港を大回りするのでかなり時間がかかった。
空軍博物館は空軍基地の中にあるのでゲートで本物の銃を持った兵士に会うことも出来る(結構ビビる)。
博物館の入場は無料。
にも関わらずに展示されている戦闘機やヘリコプターは貴重なものが多いらしい。
私は全く知らないけどヘルダイバーやRTAF-5、キ55 99式高等練習機など超貴重な機体が展示されているらしい。
対空戦車っぽいのもあった。
レゴっぽい。
レッドブル。
面白い機体がたくさんあるので戦闘機に明るくなくても十分見応えがある。
レーダー発見。
あれで本当に電波を受診していたのか疑問に思えるほど遺物感が強い。
実際に乗り込める機体もある。
内部はかなりめちゃくちゃ。
飛行機の廃墟にあった廃棄機体を多い出す。
コックピット。
計器などはそのまま。
実際に座ってみたがかなり窮屈。
飛行機好き・メカ好きなら1日中楽しめそう。
館内にもたくさんの戦闘機が展示されている。
クーラーが効いてないのでかなり蒸し暑い。
エンジンもあった。
バイクのエンジン何個分の馬力なんだろう。
内部の構造も見れるようになっていて面白い。
これは有名なMIG-29(25かも)。
ソ連のベレンコ中尉が日本に亡命した時に乗っていたことで話題になった機体。
ブラックジャックにもそれに似たエピソードがあり、私はそこでミグという戦闘機の名前を知った。
どこがどう凄いのかはよくわからないけどとにかく凄い戦闘機だったらしい。
レプリカっぽいけどもちろん本物。
これは確かミグの部品(エンジンかな)。
博物館の3階には資料室的な部屋があった。
ただし改修中みたいでごちゃごちゃしている。
タイ軍の兵士の名簿っぽい。
敷地の奥の方には怪しい倉庫が。
ここにはヘリコプターが展示されていた。
それにしても変な形だ。
鼻の穴を意識して作ったに違いないヘリ。
まともなヘリ。
外がよく見えるヘリ。
良い景色が見えそうだけど怖い。
中はボロボロ。
座ってみる。外から丸見えで恥ずかしい。
操縦桿を握ってみた。ビームは出なかった。
アクセスの悪さなのか、これだけ多くの機体が保存されているのにほとんど観光客が来ないのでほぼ一人で楽しんだ。
今年か来年にはドンムアン空港への直通電車が開通するらしいので、今後はもっと来場者が増えるかもしれない。
ちなみに今回はバイタクで行ったけどモーチット駅からなら503番のバスで行けるらしい(所要時間30〜60分)。
メジャーな観光スポットとは言い難いがメカ好きな人には是非ともおすすめしたい場所。
ドンムアン空港
帰りは普通にタクシーを拾ってホステルへ戻る。
そしてホステルからドンムアン空港へ徒歩移動。
飛行機が出発する1時間30分前という完璧なタイミングで空港に到着し、電光掲示板で自分のフライトを探すもなぜか見つからない。
ここで自分がとんでもない勘違いをしていたことに気づく。
ドンムアンじゃなくてスワンナプームじゃん………。
空港を間違えてしまった。
あまりにアホすぎて開いた口が塞がらなかった。
チェンマイ行きのベトジェットエアーはLCCなのでてっきりドンムアンから出発すると思い込んでいた。
チケットを買った時からずっとそう思い込んでいた。
しかしフライト情報をよく見るとドンムアンのDMKではなくBKKとある。
BKKとはバンコクの略だがスワンナプーム空港のことを指すのだ(紛らわしい)。
あまりのショックにしばし放心状態になったがもうすでにチェンマイのホテルを予約しており、向こうでのスケジュールもある程度決まっていたので別の航空券をすぐに予約。
当日のフライトだから当然高く、片道で1万円以上もしたが他に選択肢は無い。
無事航空券を購入し、搭乗口へ。
タイ国内線の搭乗ゲートはいつもこんな感じで混んでいる。
急遽予約したエアアジア。
これでチェンマイまでひとっ飛び(所要時間1時間15分)。
機内はほぼ満席。危なかった。
チェンマイ到着
予定通りにチェンマイ空港に到着。
空港を出た時にはすでに午後5時を回っており、やや日が落ちかけている。
とりあえずチェンマイの旧市街へ向かう。
主な行き方は2つでタクシーかバス。
旧市街までのタクシーは150バーツ。
チェンマイ空港から旧市街へは4kmほどなのでちょっと割高。
しかしチェンマイ空港には流しのタクシーが無い(入って来れない)ようなのでタクシーを使うならこの料金しかない。
もう1つの交通手段がバス。
1番出口を出て小さなロータリーの先にバス停がある。
バスはタイムスケジュールが不明なのでいつ来るかわからなかったが運よく来た黄色いバスに乗った。
バスはどれも旧市街の近くに寄るらしいが、係の人にホテルの地図を見せてどのバスに乗ってどこで降りればいいのか聞くのが無難。
バスならたったの30バーツ。
たまたまバスに乗り合わせたシンガポール人の大学生と車内で話しつつ旧市街に到着。
ただし旧市街の入り口で止まったのでホテルまで1kmくらい自分で歩く羽目になった。
途中でお寺の境内を横切ったがナーガの造形美に圧倒される。
バンコクではまず見ないくらい装飾が細かく立体的で、力強さがある。
チェンマイは芸術の都とも言われているが街中の小さなお寺であってもそれを感じさせてくれる。
ホテルにチェックイン
チェンマイ最初の宿はBB House Chiangmai Hotel。
何も考えずに取ったがナイトバザールから徒歩で10分くらいなので立地的にはまずまず。
ただし周辺にコンビニが無かったのでビールなどを買うことが出来なかった(ホテルのは売り切れていた)。
このホテルはアートギャラリーが併設されていて、やけに広かった。
ただし次の日は朝早くに起きてチェンライ行きのバスに乗ることになったのであんまり見て回ることは出来なかった。
旧市街の南東にあり個室が一泊2000円程度。
ドライヤーやアメニティなど必要最小限のものは揃っていたので不満はなし。
しかしシャワーを浴びようとした時に水が出ず、フロントに行ったら「夜は11時まで断水している」と言われた時はショックだった。
せめてもっと夜中に断水してくれ。
ソファーもあった。
水も無料。
チェンマイのホテルなら後日泊まったこのホテルがおすすめ。
ナイトバザールへ
ホテルにチェックインした後、夜ご飯を食べにナイトバザールへ。
チェンマイ市内には有名なナイトバザールが4つ(5つ)ほどあるが一つの大通り沿いに密集しているので徒歩でも移動することが出来る。
しかもほとんどのナイトバザールには屋根があるので雨が降っても問題なし。
チェンマイナイトバザール
チェンマイナイトバザールは5つあるナイトバザールの中で一番人気がない。
なぜなら露店の数が圧倒的に少ない上に全体的に活気が無い。
売っているものが悪いのか値段が高すぎるのか、はたまたその両方なのか、ここはいつ行っても人が全然いなくて寂しい。
旅行者はちょっと立ち寄るくらいでいい。
他のナイトバザールはどこももっと人が多くて活気があるのでなんなら全く素通りしても問題なし。
カラレナイトバザール
カラレナイトバザールはちょうど通りを挟んでチェンマイナイトバザールの向かいにある。
広い敷地内に無数のお土産屋が並ぶ。
通路も広いのでゆったりと物色出来る。
とはいってもここのお土産屋は少しハイソなものが多く、ほとんどの人が何も買うわけでもなくぶらぶらと歩いているという具合。
こういった民族衣装的なものはどこに行っても買える。でも欲しいものがあれば迷わず買うべし。
食事スペースも完備。よくわからないバンドの生演奏もある。
miniBigCがバザールの中にあったのでビールを買う。
準備完了。
ここの食べ物屋台はリーズナブルで種類が豊富。
揚げオムレツがご飯に乗っている食べ物を注文。
味はまあ普通。
プルーンルディーナイトマーケット
プルーンルディーナイトマーケットの特徴を一言で言えば「お酒を飲んで音楽を楽しむ場所」。
クリスマスだからなのか入り口に謎のトナカイ。
若い者向けの音楽が生演奏されている。
旅行者たちはここでビールやカクテルを飲みながら音楽に耳を傾ける。
カップルで旅行をするならこのナイトマーケットが一番おすすめ。
一人だとちょっと寂しくなるかも。
アヌサーンナイトバザール
お土産が一番充実していたのがアヌサーンナイトバザール。
広い敷地内に数百以上のお土産露店が並ぶ。
テントで覆われているので雨が降っても安心して買い物が出来るのが嬉しい。
ここで売られているものはほとんどが旅行者のお土産。
自分用に買うのも知り合いにあげるのもよし。
ナイトバザールの入り口付近にあるフルーツスムージーが美味しいというレビューを読んだけど別の場所で買ってしまったので今回は断念した。
ここはお土産を買うのがメインと考えて行くべし。
こういうデザインのものはモン族市場で買った方が安い。
基本的にバンコクでも買えるものが多い。
チャトチャックマーケットに行けばほとんどのものが手に入る。
スノードーム。Sサイズは150バーツくらいでお手頃だがいかんせん荷物が重くなる。
ガラス細工。
お土産だけでなく食べ物屋台やレストランも多数。
ただしここのナイトバザールの食べ物は他よりも少し高めに設定されている印象。
食べ物を食べるなら次に紹介するパビリオンか、ローカルでゆったりした雰囲気が魅力的なLe Dta’wan Marketがおすすめ。
パビリオンナイトバザール
パビリオンナイトバザールは食べ物屋台中心のナイトバザール。
建物を囲むように屋台が並んでいるのでそこで食べたいものを買って、中央部のテーブルで食べるスタイル。
ここは規模が小さいが旅行者でかなり賑わっていた。
価格もリーズナブル。
味もまあまあ。
Le Dta’wan Market
ラ・ドタワンマーケット(読み方はよくわからない)はナイトバザールの一番南側にある小さなナイトマーケット。
ここは他のナイトバザールと違ってローカルな雰囲気が漂いゆったりとした空気が流れている。
お土産屋は1つもなくあくまで食べ物メイン。
ワニ肉が80バーツ。パビリオンは100バーツだった。
スムージーも種類が豊富で安い。
しかしなぜか私が大好きなグァバが無かった。
どうやらタイ北部にはグァバスムージーが浸透してないらしい。
白人のおじいちゃんとタイ人ギタリストの生演奏を聴きながら夜ご飯を食べる。
70年代〜80年代くらいの懐かしい洋楽ばかり演奏するのでとても楽しい。
どれも安くて美味しいので個人的にはナイトバザールよりもおすすめ。
パッタイ(60バーツ)が美味しかった。
ちなみにこのナイトマーケットのすぐ隣に超おすすめのナイトクラブ(キャバレー)「6ixcrets」がある。
後日友人と一緒に行ったのだがめちゃくちゃ楽しかったので是非ともおすすめしたい。
チェンマイ旅2日目はこれにて終了。
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