この記事ではバンコクの3大寺院「ワットプラケオ」「ワットポー」「ワットアルン」をチャオプラヤ川の水上ボートを駆使して半日で回る方法を解説しています。
バンコクを代表する有名な寺院「ワットプラケオ」「ワットポー」「ワットアルン」。
この3つはバンコクの3大寺院とも言われ、旅行者の観光スポットナンバーワンを誇ります。
「3大寺院を行かなくてしてバンコク旅行はありえない」、そう言っても過言ではないくらい有名な寺院です。
多くの場合、ツアーに参加してバス移動で3つを回ることが普通ですが、実はチャオプラヤ川のボートを上手く使えば自力で回ることも十分可能なんです。
今回はワットプラケオ、ワットポー、ワットアルンの3つをボートで半日で回る方法・回る順番・ベストな時間帯についてご紹介します。
3大寺院の位置関係
3大寺院をボートで回る方法を紹介する前に、それぞれの寺院の位置関係をおさらいしましょう。
ご覧のようにチャオプラヤ川を挟んで西側にワットアルン・東側にワットプラケオとワットポーが並んでいます。
そしてチャオプラヤ川の渡し船を利用して、向こう岸に渡ります。
ワットプラケオとワットポー間の移動は徒歩かタクシーになります。
回る順番について
ワットプラケオとワットポーは隣に並んでいるので一緒に回ってしまいましょう。
つまりこうなります。
- 「ワットアルン」→「ワットプラケオ&ポー」
- 「ワットプラケオ&ポー」→「ワットアルン」
ワットアルンは最後に行こう
先にワットアルンに行くか、後に行くかは悩みどころですが、個人的には先にワットプラケオとポーを見た後にワットアルンに行くのがおすすめです。
理由は3つ。
- ワットプラケオは人混みがすごい
- ワットポーも観光客が多い
- ワットアルンは比較的少ない(アクセスが悪いから?)
ワットプラケオは中国人ツアー客が大勢押し寄せるのでとにかく人が多くて写真が撮りづらいです。
こんな感じです。
赤い帽子を被っているので中国人のツアー客たちです。
どこを撮っても必ず知らない人が写っているのはがっかりです。
とにかく人が多くて本堂に入るのにも時間がかかります。
一緒に行ったスペイン人は「人が多過ぎてなんも見えねえよ!ガッデム!」とキレてどっかに行ってしまったくらいです。
ワットポーもワットプラケオほどではありませんが、観光客が多くて写真待ちをしています。
しかしワットアルンに関してはアクセスが悪いためなのか、あんまり観光客もいないので午前中ならのんびりと観光することが出来ます。
なのでワットアルンは後回しにして観光客が多いワットプラケオとワットポーを先に回ってしまうのがおすすめです。
観光する時間帯は午前中がベスト
寺院自体は夕方まで開いてますが、半日で自力で回るなら絶対に午前中に観光しましょう。
午前中であればどの寺院にも観光客が少ないので良い写真を撮ることが出来ます。
さらに午前中は比較的天気が良いので、青い空をバックに綺麗な寺院の写真を撮ることが出来ます。
どうせなら綺麗な写真を撮った方が後から見返した時に嬉しいですよね。
10時過ぎくらいからワットプラケオにたくさんのツアー客が押し寄せるので、出来れば9時くらいには入場していたいところです。
ワットプラケオの滞在時間はだいたい1時間なので、その後ワットポーに行き(30分)、最後にワットアルンに行けば(30分)、人混みを避けて半日で3大寺院を見て回ることが出来ます。
3大寺院を半日で回る方法
それではここから3大寺院をボートで回る方法を解説していきます。
今回は他の人と一緒に回ったので(怒って帰ったスペイン人)順番は
「ワットアルン」→「ワットプラケオ&ワットポー」
になりましたが、出来れば朝9時スタートで
「ワットプラケオ&ワットポー」→「ワットアルン」
が理想です。
ワットアルン→ワットプラケオ(ワットポー)
ワットアルンとワットプラケオ間を移動するにはチャオプラヤ川の渡し船を利用します。
今回はワットアルンからワットプラケオに移動する手順を紹介しますが、逆でも基本的に同じなのでご安心を。
ワットアルン側の船着場の名前は「Wat Arun」で、ワットプラケオ側の船着場は「Ta tian(ターティエン)」です。
ワットアルン側の船着場
ワットアルン側に案内板があります。
Pier1とPier2は普通のボートで、左下のFerry Crossingが渡し船になります。
渡し船の船着場は番号が無いのでちょっとわかりづらいのですが、矢印の通りに進めばすぐに見つかります。
ここが渡し船の船着場です。
ちゃんと「Grand Palace(ワットプラケオ)」「ワットポー」と書かれているので迷いませんね。
向こう岸に渡るだけなので一人4バーツ。
こういうボートに乗ります。あんまりスピードはでなさそうですが3分くらいで向こう岸に着きます。
船はほぼ休みなく動いているので15分間隔で到着すると考えておけば良いでしょう。
ターティエン船着場
ここがターティエン船着場。
ターティエンからワットアルンに移動する時もここの船着場を使います。
運賃は同じで4バーツです。
ここを左に行くとワットプラケオ、右に行くとワットポーです。
ちなみにターティエンからワットプラケオの入り口までは徒歩10分くらいです。
白い壁沿いを歩くと入り口が見えてきます。
ここがワットプラケオの入り口になります。
ワットプラケオ→ワットポー
ワットプラケオとワットポーは隣り合っているので徒歩でも十分行ける距離です。
とは行っても10分くらいはかかるのでタクシーがおすすめです。
王宮周辺は交通規制が張られているので流しのタクシーが来ることは期待しない方が良いでしょう。
Grabを使ってタクシーを呼ぶのがベターです。
この時はたまたまバイクタクシーが通りがかったので乗せてもらいました。
ワットポーは入り口がいくつもあるので適当なところから入りましょう。
まとめ
今回はバンコクの3大寺院「ワットプラケオ」「ワットポー」「ワットアルン」をチャオプラヤ川のボートを駆使して半日で回る方法を解説しました。
押さえるポイントは3つだけです。
- 午前中に行くべし
- 先にワットプラケオに行くべし
- ワットアルンへは渡し船
- 渡し船は一人4バーツ
ボートでの移動はちょっとハードルが高いのですが、一度乗ってしまえば次回以降からかなり楽になります。
交通手段にボートが仲間入りするだけで、バンコク観光のハードルが一気に下がり、色々な場所に行きやすくなります。
もしこれから3大寺院に行こうと考えている方がいればぜひボートでの観光も選択肢にいれておきましょう。
ただしボートと徒歩での寺院観光は思った以上に疲れるものなので、現地集合のツアーに参加するのも選択肢の一つです。
ツアーならバスに乗っているだけなので移動も楽ですし、日本語のガイドも付くのでそれぞれの寺院の特徴や歴史なども同時に学べて一石二鳥です。
このツアーに参加する前に3大寺院についての基礎知識を漫画で知っておきましょう。
事前に予習してから寺院に行くと楽しみも広がります。
たーれっくさんの漫画はタイ旅行のバイブルです。
ちなみにkindleunlimitedなら全て無料で読むことが出来ます。
コメント