タイの首都バンコクは東南アジア諸国の中でも特に経済発展著しい大都市ですが、そんなバンコクにはロボットが食材を運んできてくれるという「ロボットレストラン」があります。
ロボットレストランと聞くと歌舞伎町にあるようなネオンギラギラでド派手なレストランを想像しがちですが、なんでもタイのロボットレストランはもっと落ち着いていて、普通のレストランの店員の中にロボットが混じっている感じでした。
ロボットレストランなんだから店員にロボットが混じっているのはある意味当然です。
歌舞伎町のロボットレストランは邪道です。
というわけで先月のタイ旅行ではこのロボットレストランでしゃぶしゃぶを食べてきたので、ちょっとだけご紹介します。
変なスポット好きにはたまらないレストランです。
ロボットレストラン「春(Hajime)」
今回行ってきたのがロボットレストラン「春(Hajime)」です。
春と書いてはじめと読みます。知りませんでした。
でも辞書を調べてみると確かに「はじめ」という読みがあるそうです。
どんなインテリが命名したのか…..。
店の前にはもうすでにロボットが。しかも武士。
見た目は弱そうですがキレたら怖そうな顔をしています。
店内
夕方に行ったのですが、ガランガランでした。
店内はかなり清潔が保たれていて日本のレストランと見違えるほど日本のレストランっぽいです。
ただ唯一違っているのは各テーブルの横に謎の取り出し口があることです。
どうやらここからロボットが食材を運んできてくれるらしい。
縦から見るとこんな感じ。通路の下にレールが敷いてあります。
そしてその先には
いますね。肩を90度にあげてますね。
しゃぶしゃぶ
早速しゃぶしゃぶを注文してみました。
タイのしゃぶしゃぶは辛いスープとだしスープの2つがあるので飽きることはありません。
タレは辛いです。
そして水。
食材を注文してみる
さっそく食材を注文してみようとアイパッドをタッチしてみたのですが、全く反応せず。
どうやら壊れているらしかったので近くにいた店員さんに口頭で注文しました。
ロボット出動
注文してからすぐに店の奥の方から「ガチャンガチャン」というジェットコースターが出発する前のような機械音が聞こえてきます。
そしてさっきのレールの方を覗くと肩をしっかり上げたロボットが食材を運んできてくれました。
ウィーンというモーター音もしっかり聞こえます。
ムキムキです。
テーブル横に開いた取り出し口の部分にお盆を置きました。
と同時に使ったお盆も回収してくれました。すごい。
ロボットが運んできてくれた白菜とチンゲンサイです。
その後も注文を入れる度に毎回ロボットが食材を運んできてくれました。
肉も運んでくれています。
しゃぶしゃぶもそんなに高くはないし、普通に美味しかったですね。
まとめ
以前から行きたいと思っていたので今回は念願が叶ってよかったです。
ロボットレストランと言っても実際は武士の格好をしたロボット(機械)が食材を運んできてくれるだけなのですが、実際に来てみると結構面白いです。
新しい食材を注文するとその都度運んできてくれるので、ロボットが運んでくる姿をたくさん見たい方は一品一品頼んだ方がいいですね(まあ厨房の中の人次第ではありますが)。
食材の価格もリーズナブルなので一人で来ても大人数で来ても楽しめます。
話のネタとしても十分な面白いので、バンコクのちょっと変わったスポットを探している方はぜひ訪れてみてはどうでしょうか。
ロボットレストランへの行き方
ロボットレストランがアクセスが非常に悪いです。
最寄駅からも数キロ離れているので大人しくタクシーを使った方がいいと思います。
タクシーの運転手も多分ロボットレストランのことは知らないのでGoogleMapの地図を見せるかGrab Taxiを使った方が良いでしょう。
Monopoly Parkという複合施設の3階にあります。
エレベーターがこんな感じ。
ボタンにもちゃんと春と書かれています。
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