この記事ではタイ北部の都市チェンマイ=チェンライ間を移動するのに便利な長距離バス「グリーンバス」のチケットを事前にネット(アプリ)で予約する方法を解説しています。
タイ国内で県を跨いだりする時には列車よりも長距離バスを使うのが一般的。
長距離バスは毎日運行していますし、運賃もそれほど高くない上にVIPクラスを選べばそれなりに快適に過ごすことも出来ます。
しかし長距離バスはその便利さゆえに座席が売り切れになることがしばしば。
出発の直前にチケットボックスに行っても乗れないこともあります。
そこで今回はタイで有名な長距離バス会社の1つである「グリーンバス」のネット(アプリ)での予約方法をご紹介します。
グリーンバスはチェンマイ=チェンライ間の長距離バスとして特に人気があるので事前に予約しておくのがおすすめです。
直接バスターミナルでチケットを予約する方法とVIPクラスレビューはこちら。
グリーンバスが運行している都市
2019年12月現在、グリーンバスが運行している都市は以下の通り。
- チェンマイ(Chiang Mai)
- チェンライ(Chiang Rai)
- ランパーン(Lampang)
- ナン(Nan)
- パヤオ(Phayao)
- ピッサヌローク(Phitsanulok)
- プレー(Phrae)
- プーケット(Phuket)
- スラータニー(Surat Thani)
- タック(Tak)
- ブンカーン(Buogkan)
このうち多くの旅行者が利用するのがチャンマイ=チェンライ間だと思います。
アプリで予約
グリーンバスには最近iOSとアンドロイド用のアプリが出来ました。
まずはアプリをダウンロードしましょう。
次に左下のバスのアイコンを選択します。
次に出発地と目的地、出発する日にち、チケットの枚数を選択します。
今回はチェンマイバスターミナル3からチェンライバスターミナル1で行くバスを予約します。
次の画面ではこんな感じでタイムテーブルが表示されます。
注意する点は座席のクラス(VIP、X、A)とseat left(残席)の箇所。
旅行者は基本的にVIPクラスかXクラスを選びましょう。
というのも一番安いAクラスはバスの中にトイレがない上に、席がとても狭いのです。
万が一途中でお腹が痛くなったとしてもノンストップで目的地に向かうので旅行者向けではありません。
少し割高ですが座席が広くて快適なVIPクラスが一番おすすめです。
クラス | 座席数 | トイレ |
VIPクラス(280バーツ) | 23 | あり |
Xクラス(180バーツ) | 38 | あり |
Aクラス(140バーツ) | 46 | 無し |
Xクラスは多少窮屈ですがトイレがあるので安心。
トイレもない上にぎゅうぎゅう詰めのAクラスは旅行初心者にはあまりおすすめしません。
ただしVIPクラスとXクラスは早めにチケットを予約しないといつもすぐに売り切れてしまいます。
せめて2日前にはネットで予約しておきましょう(前日だと遅すぎます)。
今回はXクラスの残り2席のうちの1つをゲットしました。
名前と電話番号、メールアドレスを記入します。
電話番号は適当でいいですが、名前とメールアドレスは正確に入力しましょう。
最後に支払いをして完了です。
支払い方法は上の4つです。
- クレジットカード(デビットカード)
- アリペイ
- ラインペイ
今回はデビットカードで支払いました。
手数料(10バーツ)込みで190バーツ(700円くらい)。
そして当日はこの画面を見せればいいだけです。
パソコンで予約する方法
アプリの方が簡単なのでおすすめですが、PCで予約する方法もちょこっと紹介します。
まずは公式サイトの右上にある「EN」で英語に翻訳します。
あとはアプリとほぼ同じなのですがPC版だと座席のクラスがどこにも表示されません。
なので矢印のところの座席数を参考に座席クラスを推測しましょう。
VIPが23でXが38でAが46になります。
Xクラスはこんな感じ
ちなみに今回利用したXクラスはこんな感じです。
座席はまあまあ狭め。
隣の人と肘が当たります。
一応無料の水は配られます。
チェンマイ=チェンライ間は3時間半ほどなので、とりあえずトイレさえあればなんとかなります。
まとめ
今回は長距離バス「グリーンバス」のチケットを事前にネット(アプリ)で予約する方法を紹介しました。
チェンマイ=チェンライ間の長距離バスは旅行者だけでなく地元の人も多く利用するのでなるべく早めに取っておくのが無難です。
VIPクラスは売り切れていることが多いのでその場合はXクラスでも良いでしょう。
くれぐれもトイレが付いていないAクラスだけは選ばないように注意してください。
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