タイの首都バンコクは交通渋滞が尋常ではないくらいひどいのですが、それを避ける方法があります。
それはセンセーブ運河のローカルボートです。
バンコク市内を東西に横切るセンセーブ運河は渋滞知らずなので、ボートを使えば移動時間を大幅に短縮することが出来ます。
しかも運賃が超絶安い。
観光客がたくさん行くような有名な観光スポットのすぐ目の前に船着場があったりするのでボートはめちゃくちゃ便利なのですが、案外観光客には知られていないようです。
そこで今回はそんなセンセーブ運河のローカルボートの乗り方をご紹介します。
一度乗ったら便利すぎてタクシーを使うのがアホらしくなります。
これからバンコク旅行を考えている方は必見です。
センセーブ運河
センセーブ運河はバンコク市内を東西に走るローカル運河です。
あまり観光客は利用しませんが、地元民にとってはなくてはならない公共交通機関です。
そもそもセンセーブ運河はラーマ3世の時代に造られたんですね。1837年に工事が開始されて3年後の1840年に完成したそうです。非常に歴史がありますね。
The Saen Saep canal was built by the order of King Rama III during the conflict between Siam and Annam about Cambodia, to establish a water transport for soldiers and weapons to Cambodia. The construction started in 1837 and was finished three years after.[1] (Saen Saep Express boat)
センセーブ運河マップ
観光客に人気の「プラトゥナムファッションモール」、黄金の丘こと「ワットサケート」にも渋滞なしで簡単に行けちゃいます。
また、廃棄された機体が置かれた「飛行機の墓場」なんかもセンセーブ運河のボートで簡単に行くことが出来ますね。
マップだとこんな感じです。
バンコク中心部を東西に横切っていますね。
船着場の数も相当あるのでちょっとした移動にも便利です。
この地図をGoogleMapに追加しておけば逐一確認できますね。
ボートに乗る方法
それではセンセーブ運河のボートに乗る方法を解説していきます。
超簡単なので斜に構えないで読んでください。
ボート乗り場に行く
今回はMRTのペッチャブリから歩いてすぐのアソークPierから乗ってみたいと思います。
船着場はこんな感じになっています。落っこちないように注意しましょう。
自分が行きたい方向をちゃんと確認しておきましょう。逆に進んだらあとで引き返すことになります。
マップもあります。
料金を確認
船着場には必ずこういうボードがあります。ここで料金を確認するのですが読み方にはちょっとコツがいります。
まずは「自分が今いる船着場」を確認します。次に「行きたい船着場」を確認します。
そうしたらそれぞれの船着場が交差するマスの料金を見ます。
これが運賃となります。
上の例だとたったの13バーツです。
(I don’t get it.)
説明がちょっとわかりづらいですね。すいません。でもなんとなく理解してください。
乗り込む
ボートが来たら乗り込みます。
いちいち待ってくれないので乗り込めそうだったらどんどん乗り込んで行きましょう。
エンジンの近くは振動が激しいです。
運賃を手渡しで払う
ボートに乗り込むとオレンジのベストを着た車掌さんが回って来ます。
さっき確認した料金を手渡しで払いましょう。なるべくお釣りが無いようにしましょう。
1000バーツが絶対にNGです。
これがチケットになります。大事に取っておく必要はありません。
降りる
あとは自分の目的地で降りるだけです。船着場には必ず停まってくれるので心配いりません。
まとめ
以上センセーブ運河のローカルボートに乗る方法を紹介しました。
運賃の計算方法がちょっとわかりにくいですが、それ以外は簡単ですよね。
もし自分がどこから乗ってどこで降りるのかがわからない場合は20バーツ(75円)渡しておけば問題ありません。
ローカルボートを使えば大幅に移動時間を短縮出来る場合があります。
もし自分の目的地の近くに運河があるようであればボートを使ってみるのも良いでしょう。
ちょっとでもタイ語を勉強していればローカルな場所に行ってもそこまで心配はいりませんよね。
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