こんにちは。
現在バンコクに潜伏している僕ですがとうとう明後日に日本に帰ります。
約3週間くらいの短い期間でしたが、中々中身が詰まった3週間でした。
その前の1週間は大阪の西成にいたので、家に帰るのは約1ヶ月ぶりです。
髪も伸びてきたので一旦帰国しますが5月にはまた戻って来たいと思います。
そんなこんなですが今日はバンコク市内にあるスネークファーム(国立毒蛇・感染症研究所)に行ってきました。
平日にも関わらずに多くの観光客(主に欧米人)や地元のタイ人がいてびっくりしました。
あと何故かGoogleのレビューには日本人のレビューばっかりです。
一体日本人はいつから蛇好きな民族になったのでしょうか。
スネークファーム(国立毒蛇・感染症研究所)
スネークファームはその名の通り、蛇を見たり、触ったり、首に巻いたり出来る場所です。
元々は毒蛇の研究機関として1923年に設立されたのですが、今では旅行者や地元のタイ人たちが蛇の生態だったり習性だったりを気軽に学べる毒蛇博物館として機能しています。
入り口
ここがスネークファームへの入り口になります。
入り口には大きなレッドクロスがあります。スネークファームはタイ赤十字社とチュラロンコン病院の協力の元設立されました。
外国人の料金は英語で書いてあります。
大人一人200バーツで子どもは50バーツです。
ちなみにタイ人は一人40バーツだそうですが、タイ語で書かれているため外国人には分からないようになっています。
【2019年2月】タイ・バンコクの物価は安い?円安・バーツ高で格安旅行は厳しめ?
チケット売り場でいきなりキングコブラとご対面です。
このキングコブラは受付のおばさんの血を吸ってしまいカチコチになって動かなくなってしまったそうです。
そしておばさんはキングコブラの毒を受け継いで蛇人間に進化し、温度で物体を感知できるようになったということです(筆者想像)。
チケットです。
中の風景
チケットを購入し中に入ると目の前に大きなドーム状の屋根が目に入ります。
この屋根の下に蛇がいます。
両側の階段がある場所でスネークショーを行います。 屋根の下は遊歩道があります。
左上で座っている人たちがいる場所でスネークショーが執り行われます。パイソンの胴体。蛇はみんな寝てました。ガラスを叩いても大声で叫んでも手を入れても全然動きません。 屋根が無く上から覗ける檻もありました。蛇はどこにいるんだろうと思って目を凝らすと
うじゃうじゃいました。
蛇はたくさんいるのですがほとんどの蛇が茂みに身を隠しているので写真を撮っても意味がなかったです。残念。
というわけでスネークショーが始まるまでずっと座って待っていました。
スネークショー
1日2回毒蛇のショーがあります。
僕は平日の午後に行ったので「蛇を操ったり一緒に写真を撮ったりするショー」を見てきました。
大勢の観客の前で係員がキングコブラや他の毒ヘビを紹介しました。
・平日
- 11:00 毒を抽出するショー
- 14:30 蛇を操ったり一緒に写真を撮ったりするショー
・週末
どちらも面白そうなショーですが、個人的には「蛇を操ったり一緒に写真を撮ったりするショー」をおすすめします。
何故ならショーの後は蛇と一緒に写真を撮ることが出来るからです。
蛇を操ったり一緒に写真を撮ったりするショー
このショーでは10種類くらいの蛇を見ることが出来ます。
このちょっとだけ動作がくねくねしているお兄さんが英語とタイ語で登場する毒蛇について解説してくれます。
写真を撮るのに夢中で蛇の名前や習性などはほとんど覚えてません。
いきなりキングコブラが出てきたので客席からは歓声が上がりみんな立ち上がって写真を撮ります。 この二人が蛇使いです。キングコブラを捕まえると歓声が上がります。 2種類のキングコブラを互いに挑発させています。僕は蛇が一人で立っているところを見れて感動していました。ネックレスのよう。 このまま焼いて食べられそうです。 客席に座れなかった人たち。もう片方の通路にも大勢集まっています。この蛇は鱗がとても綺麗でした。
ショーの後にパイソンと一緒に写真撮影
子ども(生贄)が集められ蛇を首に巻いています。一番左の男の子は結局逃げてしまいました。演歌歌手みたいな係員さん。
ショーが終わるとパイソンと写真を撮りたい人の列が出来ます。入場料だけ払えば大蛇と一緒に写真が撮れるなんて夢のようです。
僕も写真を撮ってもらいました。
一人で抱えるとかなり重いので上半身に力が入っています。蛇の鱗は冷たくてツルツルしてて意外と弾力があって思った通りの感触でした。
抱えている間はずっと手首をペロペロされていました。
博物館の中
敷地内には博物館もあります。
この中は一階が生きている蛇を展示しており、二階は蛇の生態や進化についての展示があります。
クーラーが効いていて涼しいのです。博物館内は写真撮影オッケーです。
一階
基本的に蛇はどこかに隠れているので姿を見ることが出来ませんでした。
ちなみにここで「毒蛇の毒抽出ショー」が行われます。 薮の上にのっかって寝ています。首に巻いた蛇と同じ模様です。胴体が太すぎで尻尾がしょぼく見えます。鱗のドアップ。
二階
二階は蛇の歴史や進化について、体の構造、毒蛇に噛まれた時の対処法などについての展示があります。このフロアはかなり見応えがあり、爬虫類好きにはたまりません。しかも写真撮影がオッケーなんです。
二階に上がるといきなりパイソンの骨格が現れます。
僕が首に巻いた蛇の1.5倍くらい長いです。 肋骨?が綺麗に並んでいます。体の中ってこんなに幾何学的なんですね。床には蛇の化石も埋め込まれています。
蛇の各部位について説明したパネルです。蛇は牙が鉤爪のようになっており、獲物をそこに引っ掛けてそのまま丸飲みするらしいです。過去には人間が丸飲みされ後で胃袋を調べて分かったなんてこともあったそうな。
蛇の進化が「地中」で起きたか「水中」で起きたかという2つの仮説を検証しています。非常に知的好奇心を煽り立てる書き方で恥ずかしながら興奮してしまいました。 現在の蛇がどのように進化していったか大まかな時系列に沿って解説してくれています。顎が割れています。二重顎とかじゃなくて本当に顎が左右に割れています。ドラゴンや。
最初に出て来た蛇の骨格の皮っぽいです。長すぎので蛇腹になって展示してあります(蛇だけに)。……(蛇だけに)。
パイソンの内臓です。胃袋がでかいです。蛇の標本。ひょろひょろしててなんかちょっと間抜けな感じです。
まとめ
スネークファームは毒蛇を生で見れたり生態系を学べたりとそれだけでも行く価値はありますが、やはり目玉はスネークショーとその後の蛇を首に巻き巻きのお時間ですので、平日でしたが14:30前、休日でしたら11:00前に行くのが良いでしょう。
ショーの前はかなり大勢集まってくるので10分前くらいからなるべく前側の席を確保しておくのも手です。
ショーが始まってしまうとみんな立ち上がって写真を撮るので後ろだと蛇が撮りにくいです。
アクセス
BTSサイアム駅からチュラロンコン大学構内を通り抜けて行くことが出来ます。これだとだいたい 20〜30分くらいでしょうか。
あとはMRTのSamYan駅で降りて、Chamchuri Squareから出てくるという方法もあります。SamYan駅とChamchuri Squareは繋がっているので分かりやすいです。
ここから出てスネークファームまで歩きます。常人ですと歩いてだいたい10分、僕は5分です。
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