タイ北部旅12日目。
今日の午後にバンコクに戻る。
長かった旅も終わりを迎える。
バンコクに戻りたくない。
モン族市場
バンコクに戻る前にもう一度モン族市場でお土産を買う。
この日は休日だったが半分くらいのお店は閉まっていた。
ちなみにモン族グッズは通販でも買える。
モン族市場には相変わらず日本人がたくさんいた。
街中では全く見かけないのに日本人が来そうな観光スポットには必ず出没する。
一体普段はどこで何をしているのだろう。
豆湯と餅大根
2日前にガイヤーンを食べた屋台の近くで美味しそうな食べ物を見つけた。
漢字で「豆湯」と書いて「タオティン」と読むらしい。
朝ごはんを食べていなかったのでここで少し腹ごしらえすることにした。
おじさんが一人で切り盛りしている。
黄色いやつは銀杏っぽい。
タオティンは甘いシロップに豆などが色々入った甘いデザートだった。
日本でいうあんみつみたいなデザート。
ちなみに味は絶品。
持ち帰りしたいくらい美味しかったが甘いものがそれほど得意ではないのでどうせ買っても食べない気がしたので持ち帰りはしなかった。
でもここに来たら是非とも食べてもらいたい。
そして食べたことを教えて感想を聞かせてほしい。
ちなみに豆湯の隣の屋台も美味しいからおすすめ。
大根もちの屋台だ。
私は大根もちを食べたことがなかったので買ってみた。
見た目は厚揚げという感じ。
卵に絡めているのがグッドだ。
大根もちはテイクアウトした。
ウィアンクムカム遺跡で食べた。めちゃくちゃ美味しかった。
場所はだいたいこの辺だ。
ウィアンクムカム遺跡
バンコクに戻る前にウィンクムカムという大きな遺跡を見に行くことに。
ウィアンクムカム遺跡周辺にはおよそ南北1キロ、東西2キロほどのエリアに多くの無数の遺跡が点在している。
ここはチェンマイ最初の王朝であるランナー王朝の最初の都があった場所だ。
当時の王であるマンラーイ王はランナー王国を樹立した後1286年にここウィアン・クム・カームを都とした。
しかしピン川の大洪水に何度も襲われ10年ほどで都を移すことになった。
その新しい都こそがチェンマイだ。
つまりチェンマイはランナー王朝第二の都市ということになる。
その後ウィアン・クム・カームは300年以上の間泥沼の下に沈んでいたらしい。
そしてつい最近の1984年になるまで発見されなかったという。
それぞれの遺跡は広い範囲に分布しているので歩いて回るのはキツイ。
出来ればレンタルバイクか自転車を借りよう。
インフォーメーションセンターには馬車があるのでそれで回るのもよし。
インフォーメーションセンターには遺跡の歴史や発掘作業の様子を記録した資料館がある。
アニメーションが使われていてなかなか面白い。
このイケメンがメンラーイ王らしい。
SPチキンでガイヤーン
チェンマイ最後の食事はやはりガイヤーンを食べたいということで、初日から行こう行こうと思っておきながらなかなか行けなかったガイヤーン専門店「SPチキン」に行くことに。
ちょうどお昼の時間だったので行列が出来るほど混雑していた。
店先でガイヤーンを焼いていた。
クルクルと自動で回っていて美味しそうな肉汁が滴り落ちていた。
うまそう。
注文は列に並んでいるうちに済ませておく。
大繁盛しているわりに席数が少なすぎる気がする。
ラオス風のたけのこサラダ。
そんなに美味しいわけではないが癖になる。
ビールが欲しくなる味だ。
スペアリブも注文。
身がしっかり締まっていて噛めば噛むほど味が出てくる。
空芯菜炒めはマスト。
タイに来たら毎日食べなくてはいけない。
そしてメインのガイヤーン。
説明不要で美味い。
ガイヤーンは店によって全然味が違う。
ここのガイヤーンはやや甘めでスパイスが少し弱い気がしたがそれでも美味い。
ここでも日本人観光客がたくさんいたが、店内には日本のガイドブックがあったので納得。
レンタルバイクを返す
チェンマイ空港に向かう前に5日間借りたレンタルバイクを返しに行く。
このレンタルバイク屋は一昨年ダミラとチェンマイに来た時にも借りたことがあったが、トラブルも無く店員の塩対応も良い。
1日200バーツなので5日間で1000バーツ。
とても良いバイクだった。
またチェンマイに来たらここで借りよう。
チェンマイ空港へ
宿に預けた荷物を取りに戻ってチェンマイ空港へ。
飛行機が飛び立つまであと1時間30分ほどしかなかったが幸いターペー門近くでトゥクトゥクを捕まえた。
若い頃はロックスターっぽかったポニーテールおじいちゃんのトゥクトゥクでチェンマイ空港へ。
旧市街からは3キロくらいしか離れていないので15分もあれば問題なし。
バンコクへ戻る
チェンマイからバンコクはタイライオンエアを使う。
荷物制限が厳しいのであらかじめサイズや重量を測っておこう。
チェックインカウンターで受託手荷物を追加すると高額な追加料金がかかるので注意が必要だ。
日本からタイ(バンコク)ヘの直行便LCCを徹底比較した記事はこちら。
いよいよ機内へ。
さよならチェンマイ。
バンコク・ドンムアン到着
1時間15分ほどでドンムアン空港に到着。
空港の外に出た途端に熱風を浴びて泣きそうになる。
どうしてバンコクはこんなに暑いのか。
チェンマイに帰りたい。
エアポートバスでモーチット駅(チャトチャック公園駅)へ。
A1でもよかったがたまたまA2が来たのでこれに乗り込む。
チャトチャック公園駅からMRTに乗って今夜のホテルへ。
今夜の宿はMRTスティサン駅から徒歩で8分のサイアミーズホテル。
1泊4000円くらいでちょっと高め。
しかも冷蔵庫が無くてテンションが下がる。
シャワーも温水が出ないことがあって困った。
新しくておしゃれなホテルだがもう泊まることはないかも。
毎週金曜日にはバーベーキューをやっているらしい。
屋台飯
夜ご飯はプラチナムにある私がバンコクで一番美味しいと思っている屋台でカオマンガイを食べる予定だった。
しかし行ってみるとどうやら今日は定休日。
代わりに近くにあった屋台でカオマンガイを食べた。
この日はカオマンガイをはしごするつもりなので二人で1皿。
蒸し鶏とフライドチキンの2種類で60バーツ。
なかなか美味しかった。
他にもいくつか美味しそうな屋台があった。
ピンク色のタイヌードル「イェンダフォー」と辛いトムヤムスープが合わさった「イェンダフォートムヤム」。
初めて食べる味だがなかなか美味しい。
場所はペッチャブリー通りのセブンイレブンのすぐ近くだ。
緑のカオマンガイ
次にプラチナムファッションモールを通り過ぎてカオマンガイの名店「クワンヘン」へ。
いわゆる「緑のカオマンガイ」だ。
いつも通り中国系のお客さんが多い。
ここのカオマンガイも蒸し鶏と揚げ鶏の2種類を注文。
普通に美味しいが個人的にはBigCのカオマンガイの方が美味しいと思う。
ここに来た日本人のツイートが壁に貼ってあった。
「ピンクのカオマンガイがやってなかったから緑に来た」という趣旨のツイートなのでそこまで褒めている訳ではない。
タラートネオンでマンゴー
腹ごしらえも済んだのでペッチャブリー通りの向かいにあるナイトマーケット「タラートネオン」に行ってみた。
一昨年くらいまでは地元のタイ人しか来ないような静かでのんびりしたナイトマーケットだったが、今ではアジアからの観光客が多くいつでも賑わっている。
いつのまにか両替所もできていた。
バンコクのナイトマーケットはもうどこに行っても人が多くて騒がしい。
あと残っているのは比較的アクセスが難しいところだけだ。
特にナイトマーケットで買うものもなかったのでマンゴースイーツを食べることに。
頼んだのはマンゴーココナッツスムージーとマンゴー。
常温だったが甘くて美味しい。
マンゴーココナッツスムージーもさっぱりしてて美味しい。
ソイカウボーイ
散歩がてらタラートネオンからBTSのサイアム駅まで歩いてみた。
セントラルワールドは大晦日イベントの準備が着々と進んでいた。
クリスマスはとっくに終わっているのでまだツリーがある。
タイ人にとっては年末自体がクリスマスのようなものなのかもしれない。
BTSサイアム駅からアソークへ移動し、ソイカウボーイへ。
思い返せば私がここに来たことはこれまで2回だけで、いずれも女友達がどうしても行きたというからだった。
正直どうしてこんなに多くの男たちがタイ人の女を求めて来るのかが不思議なくらい何の魅力もない場所だ。
まあ物珍しさで来る人も多いだろうが。
最近はオープンパブのようなお店も増えていて、以前よりは敷居が低くなったこともあるのかもしれない。
タイ北部旅12日目はこれにて終了。
長い一日だった。
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