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【2019タイ北部旅day3】チェンライへ移動→バイクをレンタル→田園カフェ→プーチーファー

タイ(Thailand)
雑ログYOUTUBE

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タイ北部旅3日目。

1日目2日目はダニに咬まれたり、フライトを逃したり、断水してシャワーが浴びれなかったり物事があまり上手く進まなかったので3日目はどうなるのかそわそわしながら朝を迎える。

今日の目的は絶景雲海が見れるプーチーファー森林公園にたどり着くこと。

チェンマイからチェンライへ行き、そこからレンタルバイクで100キロほど東へ向かうが果たして今日中にたどり着くのだろうか。

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起床・ホテルをチェックアウト

7時くらいに起床。

ツインベッドなので片方のベッドは荷物置き場。

昨日ナイトバザールの近くで買ったかゆみ止め軟膏。

かゆい場所に塗り込めと言われ、言われた通りに塗り込んでみた結果がこちら。

悪化。

皮膚が腫れ上がって指の形が変わってしまった。

とにかく痒くて我慢できないのだが掻いてもかゆみが引くわけじゃないので辛い。

左手と比べると右目の腫れ具合がわかる。

やっぱりムヒを持って来ればよかった。

友人とチェンマイで合流するまでは我慢しなければならない。

海外旅行ではダニにも気をつけよう。

とりあえずチェックアウトしなければいけない。

今回泊まったホテルはアートギャラリーが併設されているため敷地が広い。

展示はたくさんあるがすぐにチェンマイバスターミナルに行かなくてはいけないのでタクシーで先を急ぐ。

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チェンライへ移動

約1年半ぶりのチェンマイバスターミナル。

全体ダミラさんと来た時にも寄った食堂で腹ごしらえ。

優しい味のタイヌードル50バーツでお腹を満たす。

朝早くてあまり食欲は無かったがチェンライまでは3時間以上かかるのでここで食べておかないと後で腹が減ってしまう。

小さなピンクガネーシャがいた。

チャチュンサオのピンガネの小さなサイズだ。

タピオカ屋。そういえばここでタロ芋ミルクティーを豪快にこぼしたっけ。

チェンライ行きはグリーンバスのXクラス。

グリーンバスにはVIP、X、Aと3つのクラスがあるがなるべく早めにVIPクラスを予約するのをおすすめする。

Aクラスはトイレが無いのでくれぐれも乗らないように(3時間半ぶっ続けで走るらしい)。

車内で水を配る。

座席は普通の狭さ。

横幅が狭いので隣のおじさんと肩が触れ合ったまま3時間過ごす。

幅が狭い上におじさんの肩幅が広いのでダブルパンチで辛い。

XクラスでこれだからAクラスの窮屈さは想像するだけで耐え難い。

ひたすら山道を走ること3時間半。

半分以上舗装されていない道路を走るのでとにかくバスが上下左右に揺れまくってうたた寝も出来ない。

座っているだけならまだいいが困るのが最後尾にあるトイレ。

狭い上に大地震並みに個室が揺れるので天井に頭をぶつけながら用を足すことになる。

そしてトイレから出てくる頃には三半規管が完全にやられ、一瞬で車酔いの状態。

バスは延々と舗装されていない道を行くのでこれからずっと気持ち悪い状態で過ごさなくてはならない。

酔い止め必須。

チェンライ市内に近づくとようやくアスファルトの道に出る。

これほどまでにアスファルトに恋い焦がれた経験が今まであっただろうか。

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絶品カオソーイを食す

チェンライバスターミナルに到着後、歩いてすぐの場所にあるカオソーイの名店「ラーン・ポージャイ・カオソーイガイ(ร้านพอใจ ข้าวซอยไก่)地図」でカオソーイを食べた。

ちなみにバンコクでカオソーイを食べるならここ。

パッとしない店構えなのでここをカオソーイの名店と知らずに入ってしまう旅行者もいるらしい。

プーチファーで会ったアメリカ人がそうらしい。

ちなみに彼女とはプーチーファーで別れた後もたまたまこの店で再会するという不思議な縁がある。

タイの麺類専門店はなぜか厨房が入り口のすぐ横にある。

日本人の感覚したら不思議だがタイではこれが普通の光景。

すぐに料理が出来上がるからこの方が効率がいいのかもしれない。

薬味など。

この白いスープはなんだろうと思ったら、まさかのカオソーイのカレースープだった。

カオソーイガイ(チキンのカオソーイ)40バーツ。

白いスープのカオソーイは人生初。

しかも結構サラサラしてて不思議な感じ。

少し辛かったがココナッツの濃厚な甘みが凝縮されていて美味かった。

上に乗っている揚げ麺もスナック感覚で楽しめる。

ライムと刻み玉ねぎと高菜みたいなやつ。

これをどさっとスープの中に入れるのが通の食べ方らしい(確かそう)。

タイミルクティー15バーツも濃くて美味しい。

家で作ろうと思うのだが一体どれくらいの砂糖を入れているのかと考えると躊躇する。

もちろん砂糖なしでも美味しい。

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これだけ飲み食いして55バーツとはチェンライは地上の楽園なのか。

チェンライには他にカオソーイが美味しいお店があるが、一番おすすめしたいのは間違いなくここ。

時計台からも近く、旅行者向けの宿やバーが並んでいるJetyod通りにあるのでアクセスも楽だ。

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レンタルバイクを借りる

カオソーイを食べた後は同じ通りにあるレンタルバイク屋でスクーターを借りた。

HondaのClick125一日200バーツ。

プーチファーに行くには山越えする必要があるので110ccではなく125cc無いとキツイ。

理想な150ccのPCXだが一日400バーツするので断念した。

この通りにはいくつかレンタルバイクショップがあるがNice-RentalB-RIDERがおすすめ。

B-RIDERはローカル感が強いが、Nice-Rentalの店主はしっかりとした英語を話すし、バイクの状態がかなり良い。

お店は隣同士なので両方見てみてもいい。

ただしバイクの損害保険には加入していないということなので、万が一を考えて自分で保険に入っておこう。

125ccのバイクを借りる場合基本的にデポジットとしてパスポートの原本か3000バーツを預ける必要がある(150ccになると5000バーツ)。

パスポートの原本は旅行者にとって携帯必須なので出来れば3000バーツを預けるのが良い。

ちなみに国際免許を持ってないと検問で罰金を取られるのでご注意を。

申請は簡単だから二輪の免許がある人は事前に申請しておこう。

ガソリンは満タン(もしくは元の状態)にして返すのが基本。

チェンライ市内からプーチーファーまでは90キロ程度だがなんだかんだ寄り道をしながら向かうので100キロは余裕で超える。

道中ティラノサウルスを発見。

ダイナソーパークに行ってみたかったけどなかなか見つからず断念。

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田園カフェで休憩

街中を抜け、郊外を走っていると道路の両脇にお花畑が広がる場所に来た。

お花畑の中になになら不思議な建物があったのでバイクを止めて向かう。

ジブリに出て来そうな奇想天外な形をした木造家屋まで歩いて行く。

なんとなく予想はしていたがここは田園の中にあるカフェだった。

カフェの外には写真スポットがいくつかあり、地元タイ人女子たちがキャピキャピしながら写真を撮っていた。

チェンライはバンコクほど蒸し暑くも程よい気温なので日向(ひなた)に出ても風が心地よくてリラックス出来る。

もうちょっとゆっくりしたかったけどすでに陽が傾きかけていたため先を急ぐ。

プーチーファーは標高1600m以上の山中にあり、太陽が沈むと一気に寒くなるので日暮れ前には到着しなければ。

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ひたすら山道を爆走

プーチーファー目指してひたすら山道を走る。

傾斜が8度もあったりガードレールも何も無い山肌の道をくねくねと走り続ける。

こういう道をバイクで走るのは本当に楽しいのだけれどブレーキの効きが悪く、何度かカーブで転倒しかけた。

気温も下がってきたのでのんびり景色を楽しむこともできなかった。

プーチーファー森林公園まであと2キロほどという山道で崖の上に設置されたテント群を発見。

オーナーっぽい人に聞いてみると1泊900バーツでテントに泊まれるんだとか。

プーチーファーの雲海は日の出の時間しか見れないので、旅行者はこういう所に泊まって早朝山頂へと出発するらしい。

カップ麺なども食料はあったがどうやらシャワーはなさそう(もしかしたらあったかも。でも温水とは限らない)。

こんな素敵なところで泊まるのも良いかと思ったが900バーツもする上に、結構危ないところにテントを張っているので泊まることはなかった。

朝の眺めが良いそうなのでブルジョアジーの方はぜひ。

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プーチーファーに到着

キャンプ場からさらに傾斜が大きな山道を登り、プーチーファー森林公園に到着。

てっきり山頂までバイクで行けると思っていたが、なんとここから徒歩で760m登っていかなければならないと知って慌てて荷物を背負ったままバイクを降りた。

あまりに焦っていたため山道への入り口の写真などは撮り忘れてしまった(翌日の朝に撮った)。

日の入りまでに山頂に登らないと景色が何も見れないので自分の全ての荷物が詰まったボストンバッグを背負いながら走って山を登る。

準備編で紹介したこれだ。

しかしすぐに息が切れて心臓がドクドクと強く打ち始め、頭頂から指先に至るまでの身体中が妙に重だるくなった。

単に運動不足が祟っただけでなく、なんだか病的に体が重くて肩や関節が痛い。

ここで自分が標高1600mくらいにいることを思い出した。

標高が1000m上がると大体酸素量が地上の90%になるらしいから、標高1600mだと85%程度かもしれない。

つまりこれは高山病の一症状なのかもしれない、と思いつつ走って登るのは諦めた。

しかし山頂までの道のりは意外と早くて15分くらいで着いてしまった。

幸いまだギリギリ太陽が沈む手前で私の他にも数人のタイ人が写真を撮っていた。

山頂というか尾根の部分に道が出来ている。

写真右手に「DANGER」という看板があるように道を外れるとすぐに崖なので危ない。

こんなに細い道を明日の朝、真っ暗闇の中を登っていくのか。

夕方に来ても景色はよかった。

標高1628mで記念撮影。

写真手前がタイで向こう側がラオス。

チェンマイからバスに乗り、チェンライからレンタルバイクではるばるやって来たが今日の目的は果たせたのでよかった。

ただし雲海は早朝に見られるので明日の朝5時くらいに再びここまで登って来なければいけない。

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アメリカ人旅行者と食事

山頂から降りてくる途中、一人でここまで来たというアメリカ人女性と知り合った。

彼女はチェンライからミニバンでやってきたとかで、山腹にある集落からここまで歩いて登ってきたらしい。

集落はこんな感じ。とても小さい。

集落からプーチーファーの登山口までかなり傾斜が厳しい坂を2キロくらい登って来なければならず、私はバイクで上がって行ったが、そこを徒歩で登って来たとか。

登山口まで色々と話して下りてきたので一緒にバイクで集落まで下りて行った。

お腹が空いたので流れで一緒にご飯を食べることになった。

3品とご飯を注文。

揚げた芋虫。

見た目はちょっとあれだが味はポテトみたいで美味しい。

塩がふりかけてあってまるでフライドポテトみたいだった。

これはハーブなどが練りこまれたラオス風のソーセージ。

ビールが欲しくなる味だったが明日の朝も早いので今回はパスした。

これは豚肉のラープっぽい料理だったけどバンコクで食べるのとは少し味付けが異なる。

やはりこれもラオス風なのかもしれない。

拙い英語で色々と話したが彼女は今大学院を卒業し、9ヶ月間の海外旅行の途中なんだとか。

アジアを中心に回りつつ、3月か4月には日本にも来るらしい。

タイはもうすでに2ヶ月以上いて、彼氏がこっちで働いているのでタイには長期滞在しているらしい(つまり私とのロマンスは無い)。

久々に英語を話したので全然単語が出て来ないし、言ってることも支離滅裂になりかけたが向こうが根気よく聞いてくれのでお互いの身の上話などをしつつ楽しい時間を過ごす。

彼女も明日の朝再びプーチーファーまで登って雲海を見るそうなので、私も一緒に行くことにした。

というよりも私はバイクがあるので山道の入り口まで楽に行けるから彼女にとっては願ったり叶ったりというやつだ(私も泊まる場所を紹介してもらったのでWin-Win)。

小さな集落だが小さな屋台やレストランやいくつかあるので食べ物には困らない。

これはロティ。

ふわふわで美味しかった。

お土産屋さんも。

被り物がたくさんあった。

それもそのはず夜になるとこの辺はかなり冷え込む(15度くらい)。

テントで寝るなら防寒着がないとかなりきつい。

ちなみに私は日本からウルトラライトダウンジャケットを持って来たのでそれで寒さをしのいだ。

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アーミーキャンプで就寝

実はプーチーファーから30キロ離れた所に宿を予約していたのだが、真っ暗闇の中バイクでそこまで向かうのはあまり気が進まなかったので出来ればプーチーファーの集落で泊まれないかとずっと考えていた。

実際に来てみてわかったことは、集落にはたくさんのバンガローや簡易宿泊所があるので泊まる場所には困らないということ。

アメリカ人の彼女にどこに泊まるのかと聞いてみると彼女はすぐ近くにアーミーキャンプのテントを借りらしい。

一泊たったの200バーツで泊まれるということで私もそこに泊まることにした。

そしてなぜかアーミーキャンプの人たちと一杯やることになってしまった(明日の朝早いのに)。

向こうは英語がわからないし、こっちはタイ語が全然ダメなので全くコミュニケーションが成り立たないがとりあえず酒を飲まされた。

タイ語をもっとしっかり勉強しないと。

バナナから作ったというウイスキー。

度数は不明だったがおそらく40%くらい。

中にバナナが入っている。

明日の朝バイクで山道の入り口まで行かなきゃいけないのでこれを何杯を飲まされた。

そして泊まるテントがこちら。

200バーツだから文句は言えない。

敷布団と枕があるだけで十分だがやはりダニに苦しめられた。

やっぱりムヒは常備していないともしもの時に大変だ。

ちなみに朝はこんな感じ。

テントがいくつも並んでいたがこの日は我々2人だけだった。

シャワーはあったが温水など出るはずもなく、この気温で水シャワーを浴びる心意気もなかったのでこの日はそのままテントに入った。

朝5時に起きる予定だったので早めに寝たが、夜は寒くて何度も目を覚まし、震えながら朝を待った。

これで3日目は終了。

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